Column

菓子職人として2016年にチェコへ渡航して以降、
伝統菓子の研究や行政事業で海外渡航する機会が増えました。
これからも「旅する菓子職人」として海外各地を巡ります。

エジプト・ギザ2024年4月

憧れの場所、ギザのピラミッド
宇宙を感じる特別な玄室へ

ピラミッドで有名なエジプト、誰でも知っている国、だけどどんな場所か想像がつかない国だった。長年の夢が叶って渡航、エジプトの空気に触れることができた。古代から続く歴史が遺跡に眠る偉大な国。ダハシュール、サッカラ、ギザのピラミッドに触れ、クフ王のピラミッドの玄室に入り果てしない宇宙を、そこに感じた。案内して下さった考古学専門のガイドさんへアートクッキーを寄贈。

ギリシャ・アテネ2024年4月

憧れの場所、アクロポリス
パルテノン神殿へ

小さい頃からギリシャ神話が好きで神々の世界を想像していた。ギリシャ神話の舞台がパルテノン神殿という訳ではないが、何故かアテナ神を祀るパルテノン神殿に心惹かれ、丘の上に立つ大きな石造の建物の写真を眺めていた。ようやく長年の夢が叶い、パルテノン神殿を目に、心に焼き付けることができた。

北海道・十勝2021年7月

海外渡航ができなくても
地元十勝で活動再開です

2019年12月末にパリで商品とポートレートの撮影をして以来、発信する活動は1年半休止していましたが、ようやく再開。2021年も後半ですが、過去に「十勝時間」を製作した仲間と地元十勝のロケーションと素敵なモノコトを伝えて参ります。新たに菓音と仲間と描く世界観を、デザイナーさん、フォトグラファーさんとともに…

Earth Day2020年4月

2020年の海外渡航は白紙ですが
世界がより良くなることを願って

2020年はチェコとスロバキアが日本交流100年を迎える節目の年。4月にプラハで打合せ、年内に数度プラハで教室イベントを予定していましたが、全て白紙に。他に、イタリア・ローマでのイベント開催やロシアの再訪など今年は海外へ気持ちを向けていたので、心に穴が空いたような気持ちです。

新型コロナウイルス はスペイン風邪のように歴史の教科書に残る史実になって行くのだろうと思います。世界の人々がともに乗り越え、収束の先にある未来へ繋がれるように、今はただ願うばかりです。

Earth Day、1970年4月22日に開催された会議から50年の節目、世界を想う日に。

フランス・パリ2019年12月

アートクッキーが未来へ、世界へ
羽ばたくことを願って、パリ撮影

アートクッキーが国際交流の橋渡しになる可能性を感じ、行政事業や国家イベント、また大使館への贈呈品として役立てるお菓子になることを願い、パリで撮影を。現地在住フォトグラファーさんと「お互いアーティストとして頑張ろう」と誓った撮影、未来に繋がりますように。

ロシア・サンクトペテルブルク2019年11月

北海道庁主催の行政事業へ参加
公式にアートクッキーを市へ贈呈

サンクトペテルブルクで開催された第三回ワーキンググループ会合へ民間代表団として参加。北海道庁の主要な方々の参加のもと、幅広い議題についての確認。会の最後に、北海道庁公式ギフトとしてアートクッキー2枚を中野副知事からマルコフ副知事へ贈呈。今後も、国家交流、都市交流に繋がるお菓子を作りたいと思います。 経由地のヘルシンキへ2泊、フィンランドの今(政治経済、福祉)について取材。

ロシア・4都市2019年6月

ロシアの伝統菓子を求めて
サンクトペテルブルクと古都へ

ロシアの食文化もお菓子の文化も、ヨーロッパとアジアの特徴が見られて興味深い。ロシアの伝統菓子プリャーニクはチェコのペルニークに似ているところがあり、プリャーニク他ロシアのお菓子の研究へ。共産主義時代に食の素晴らしい文化や製造工場が失われた過去があり、その点は大変な損失と感じてしまう。

ロシア・モスクワ2019年3月

外務省主催のPR事業に参加
初めてのロシア、モスクワへ

NHKさんで「ポテトフラワー」を紹介いただき、そのご縁で北海道庁から外務省主催・地域の魅力海外発信支援事業へ参加。モスクワ市内と大使館で食と観光のPRイベントを開催、アートクッキー、ポテトフラワーの実演が好評で「世界へ」を意識した出張でした。